2021年7月18日(日)
辺野古リポート
基地よりコロナ対策
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●7月12日 県庁前でスタンディング
沖縄平和市民連絡会は県庁前で「辺野古新基地は直ちに中断し、コロナに苦しむ国民に回せ」と書いた横断幕を掲げてスタンディングを行いました。
メンバーの一人は「緊急事態宣言でオール沖縄会議のキャンプ・シュワブのゲート前抗議行動は中止になり、代わりに月曜から金曜まで約1時間、朝のスタンディングを続け、6週目に入りました。通勤中の県職員から激励の声が寄せられます」と話しました。
●15日 気を引き締め「オール沖縄」の反撃を
ゲート前で監視活動にとりくむヘリ基地反対協の仲本興真事務局長は「那覇市議選の結果は残念だった。今後、秋の総選挙をはじめ、来年は名護市長選もある。気を引き締め『オール沖縄』でしっかり団結を固めなおして反撃したい」と話しました。
緊急事態宣言の下でも連日、130台ほどの工事車両がキャンプ・シュワブ内に入っています。7割は荷台がカラで、2割は土嚢、1割が石材を積んでいます。工事車両をチェックしていたオール沖縄会議の現地闘争本部のスタッフは「カラのダンプは、基地内で作業用道路を造って残った赤土を運び出しているようです」と語ります。ゲート前では連日十数人の市民がパネルを掲げて抗議と監視を続けています。