2021年7月9日(金)

臨時国会を要求

首相の議運委出席も　野党国対が一致

　日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は８日、国会内で会談し、東京都に対して緊急事態宣言が発令されることについて菅義偉首相が議院運営委員会に出席して説明するよう求めることで一致しました。また、緊急事態宣言を出して国民に自粛を求めながら、五輪を強行する重大な事態のもとで、きちんと国会を開き、議論をすることが必要だとして、臨時国会の召集を求めることを確認しました。

　自民党の森山裕国対委員長は同日、立憲民主党の安住淳国対委員長との会談で、菅首相の議院運営委員会への出席には応じず、臨時国会召集については「持ちかえる」と述べました。

　野党側は、自民側が臨時国会召集に応じない場合、憲法５３条に基づいて臨時国会召集を要求する方針です。