2021年7月3日(土)
2021都議選 あす投票
話せば聞いてくれる
4日の投票日まで残り1日に迫った東京都議選で2日、日本共産党の後援会は声を届けて党の支持を広げようと、宣伝や電話での対話で党への支持を訴えました。
「米倉候補必ず」連日電話
豊島区後援会
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党豊島後援会は、米倉春奈候補を必ず都議会に送り出そうと電話で、米倉候補の実績などを語り支持を広げました。
「公明党からも頼まれてるけど、こっそり共産党に入れるよ」。同後援会員で視覚障害のある山城完治さん(65)が「米倉春奈さんは点字ブロック調査も頑張るなど弱者の味方」と電話で話すと、今回の都議選を機会に「赤旗」日曜版を再購読した男性が支持を約束しました。
山城さんが対話、隣に座る北川紀美子さんが名簿の電話番号を読み上げる連携プレーでの電話作戦で連日奮闘しています。
「投票先をまだ決めていない」と話す女性にも山城さんは「コロナ対応で一番頑張っているのは都立病院。独立行政法人化は、そんな都立病院の職員と予算を減らそうとするもの」と分かりやすく説明します。「はい、考えます」と答えた女性に山城さんは、電話を切る前に再度米倉候補の名前を伝えます。
「いつも共産党に入れている」という女性にも山城さんは「今回米倉さんは当落線上のたたかい」と念押し。女性は「今回も入れます」と支持を約束しました。
投票日まで1日に迫った都議選での電話作戦を山城さんは「話せば聞いてくれる。最後までやるしかない」と力を込めます。
「医療守る白石候補」訴え
品川区後援会
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白石たみお候補が「当落線上を争う」という品川区では、豊町・二葉・戸越地区の党後援会が同候補とともにマイクを握り、支持を訴えました。
ゆたか診療所長で医師の権守(ごんもり)光夫後援会長は都の医療を守るためには「共産党と白石さんしかない」と訴えました。
権守医師は都立・公社病院の独立行政法人化問題について都の「老人病院」をめぐる過去の経緯に照らし、「老人病院は独立行政法人化したことで10億円の赤字となり、やっていけなくなった」と振り返りました。「コロナ患者の治療を中心的に担っている広尾病院などが独法化すれば対応できなくなる」と指摘。「都民ファーストや自民、公明は独法化を推進している。医療を守るために白石さんをよろしくお願いします」と通行人に呼びかけました。
白石候補は「羽田空港新ルートや夜間定時制高校廃止を進めるのも自民、公明、都ファです。コロナ禍で明らかになった弱い立場の人を切り捨てる政治を転換しよう」と訴えました。