2021年6月25日(金)
2021都議選
「五輪より命優先」の都政に
きょう告示 共産党宣伝 遅れ打開へ
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東京都議選(42選挙区・定数127)が25日告示されます。日本共産党から31人が立候補し、前回当選の19議席を必ず確保し、さらなる躍進をめざします。都民ファーストの会47人、自民党60人、公明党23人、立憲民主党28人、日本維新の会13人ら、250人超が立候補を予定(24日時点)する大激戦。「共産党は大丈夫」という口コミや、「ワクチン接種の遅れは共産党のせい」という内容の反共デマ宣伝も行われています。共産党の支部・後援会は「現有議席確保にはかなりの距離がある」として24日、対話・支持拡大・宣伝の遅れ打開へ奮闘しました。
全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)の有志でつくる日本共産党後援会は、文京区内で宣伝しました。
約20人が「コロナから命と暮らしを守る」「五輪中止を」などと書いたプラスターを掲げ、ビラを配布。プラスターを見て検査の相談をしに来た女性もいました。
参加者は「医療関係者はコロナ患者の対応、ワクチン接種に全力を挙げ、激務でストレスは限界。五輪開催でこれ以上感染のリスクを高めることを許すわけにはいかない」と訴え。「都立駒込病院、大塚病院の独立行政法人化に反対を貫く福手ゆう子を都議会に送り出してください」と支援を呼びかけました。
応援に駆け付けた男性(72)は「駒込病院はいろんな世代が使う。都立のまま守ってほしい。福手さんには絶対に頑張ってほしい」と話しました。
党中央委員会の特別宣伝隊として36人が江東区で、あぜ上三和子候補4選をめざして、グループに分かれて町のつじつじで宣伝。弁当屋さんから「共産党には頑張ってほしい。五輪はやめてほしいが、難しいのでは…」と声がかかり、「しんぶん赤旗」日曜版を渡して対話になったり、家から手を振る人もいました。
各地で候補者、党支部・後援会が早朝から宣伝、対話・支持拡大に取り組みました。