2021年6月21日(月)
奈良市政転換が必要
山下氏、市長・市議選勝利訴え
来月4日告示
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奈良市長・市議選(7月4日告示、11日投票)が迫る中、日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は20日、近鉄奈良駅前と学園前駅前で「コロナから命を守る市議会7議席躍進と市長選勝利を」と訴えました。谷川かずひろ市長予定候補(無所属新、日本共産党推薦)、北村たくや、山口ひろし、井上まさひろ、山本直子、白川ケンタロー=以上現=、ますい隆志、中島かつじ=以上新=の各市議予定候補も訴えました。
山下氏は、3回目の緊急事態宣言後のコロナ感染による死者が4600人を超えていることについて「『感染拡大の波を繰り返すことはやむを得ない』とやるべきことをやってこなかった菅政権の人災だ。感染拡大の抑え込みに失敗し、ワクチン接種もベタ遅れ。日本は世界で最も五輪をやってはいけない国ではないでしょうか。五輪よりも命。中止の意思を選挙で示そう」と訴えました。
コロナ禍の下、自民・公明・維新が国会で75歳以上医療費2倍化法と病床削減推進法を強行。奈良市政も昨年度の当初予算にコロナ対策予算を1円も計上せず、職員を削減しました。山下氏は「命・暮らしを守るために市政転換が必要。市長・市議選で勝利し、秋の総選挙で自公維に審判を下そう」と力を込めました。
谷川氏は「今度の選挙は、市民不在の市政を続けるのか、命と暮らし最優先の新しい奈良市に切り替えるのかが問われている。コロナ対策に全力、一人ひとりの暮らしと尊厳を大切にする奈良市へと、どうぞ力を貸してください」と訴えました。