2021年6月20日(日)
2021都議選
ケアに厚い都政ぜひ
都立病院守る福手さん
文京 小池書記局長が応援
東京都議選告示(25日)まで1週間を切った19日、日本共産党の小池晃書記局長は文京区で、党東京ナースファンクラブ・医療労働者後援会とともに、医療現場で8年働いてきた福手ゆう子予定候補の応援演説を行い「大激戦の2人区で勝利し、医療現場の声を都議会に届け、ケアに手厚い都政を実現しよう」と訴えました。
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小池氏は、コロナの検査数が全国に比べても少なく、業者支援にも消極的な小池百合子都政を批判し、「そうした都政を後押ししてきたのが自民、公明、都民ファーストだ。福手予定候補の勝利で、新型コロナ感染症と本気でたたかう都政を実現しよう」と訴えました。
小池氏はまた、コロナ対応で重要な役割を果たしている都立・公社病院を、小池都政が独立行政法人化しようとしている問題に言及。地方独立行政法人法には「『企業の経済性を発揮するように努める』と書かれている」と述べ、「つまりもうけが第一ということであり、感染症や難病の医療などが危機にさらされる」と批判しました。
さらに、一足早く独法化された板橋区の健康長寿医療センターでは、ベッドが削減され、高額の差額料をとる個室が増えていると指摘し、「文京区で、都立大塚・駒込両病院の独法化に反対し、さらなる充実を求めている候補は福手さんだけ。都議選勝利で独法化のたくらみをきっぱり断念させよう」と訴えました。
福手予定候補は、自民、都民ファの現職都議は独法化の旗振り役だと指摘し「ストップの願いを私に託してください」と訴えました。
駒込病院で働いていた看護師の赤尾関恵子さんは「都立病院を失ってはならない。福手さんを今回こそ都議会に押し上げよう」と呼びかけました。
東京民医連有志後援会の棚橋はるかさんは、コロナ対応で苦労する訪問看護の現場の実態を述べ、「利用者の方に安心した医療を提供したい。医療を守るのが政治の仕事。都民の命を守る思いを福手さんに託します」と応援しました。
日本共産党の坂井和歌子衆院東京比例予定候補と、ほその真理衆院東京2区予定候補も訴えました。