2021年6月20日(日)
都政動かす宝の議席
新宿 小池書記局長、大山都議必勝訴え
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日本共産党の小池晃書記局長は19日、東京都議選で定数4を8人が争う大激戦の新宿区で、大山とも子都議の必勝を訴えました。党都議団長として18人の都議団を引っ張り都政を動かしてきた宝の議席だと述べ、「あなたの声を政治に届け、政治を動かす。それが共産党、大山さんの議席。必ず勝ちぬかせて」と呼びかけました。
大山都議は、この間の都議選の躍進で認可保育所の増設などが進んだと述べ、「誰もが尊厳をもって生きられる東京、命と暮らし、文化を守る都政へ全力をあげる」と力を込めました。
小池氏は、参院広島選挙区での選挙買収で河井克行元法相に実刑判決が下ったことについて、自民党本部が1億5千万円の資金を提供した経緯など一切説明されていないと指摘。「政治とカネ」で自民党議員が相次ぎ辞職しており、「こんな政治はもうたくさん。自民、公明、都民ファースト、維新の政治に退場の審判を」と訴えました。
東京で新型コロナ感染者が増加傾向のなか、観客をいれた五輪開催に突き進む政府と都政を批判した小池氏。政府分科会の尾身茂会長らの「提言」で、五輪がなくても8月に重症者が増えて医療がひっ迫し、五輪を開催すれば人の移動や接触がけた違いに増えると指摘していることを紹介。「提言は無観客が最もリスクが低いというが、最もリスクが低いのは五輪を中止することだ」と述べ、雨あがりに足を止めた人たちから拍手が起きました。
「中止できるのか」という不安の声もあるが「開催中でも感染爆発したら中止を決断しなければいけない。今なら十分に間にあう」と強調。「都議選での共産党躍進で、民意を示し決着をつけよう」と呼びかけました。
「総選挙にむけ市民と野党の共闘を前進させられるかは、都議選での共産党の躍進にかかっている。なんとしても押し上げて」と力を込めました。