2021年6月18日(金)
2021都議選
大激戦 告示まで1週間
“五輪より命守れ”に共感
墨田 伊藤予定候補を田村氏が応援
都民の命と暮らしがかかった東京都議選(7月4日投票)は25日の告示まで1週間となり、いっそう大激戦となっています。「共産党躍進で『五輪中止、コロナ対策に集中を』の審判を下そう」の訴えは、どこでも共感を広げ、「ケアに手厚い東京」など都政転換の「四つのチェンジ」、都議団の実績とともに熱い反応が返ってきています。一方で、議席独占を狙う自民・公明・都民ファーストの動きも激しく、駅頭宣伝も早朝から場所取り競争に。「共産党は大丈夫」という日本共産党追い落としの攻撃が、新人候補のところでも繰り広げられる異常さです。こうした現状から日本共産党は「現有議席の確保にかなり距離がある」として、17日から宣伝・組織活動の遅れを一気に打開する取り組みを進め、各地で対話・支持拡大、ポスターや音の宣伝に全力を挙げています。
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田村智子副委員長は17日夕、東京都墨田区の押上駅前で、都議選で伊藤大気予定候補を市民と野党の共同代表として何としても押し上げてほしいと訴えました。同区では立憲民主党のメンバーも伊藤氏を応援し、共同が広がっています。
伊藤予定候補は「子どもたちに犠牲を強いる五輪は中止し、コロナ対策に全力集中を」と力を込め、コロナ対策や都立墨東病院を守る政策を訴え。「政治は必ず変えられる。墨田で32年ぶりの日本共産党の、市民と野党の共同の議席を必ず」と訴えました。
「市民と野党のプラットフォームinすみだ」呼びかけ人の舩尾遼弁護士は「命と暮らしを守る、市民の代弁者が必要だ」と訴え。
「都立墨東病院を直営で存続させる会」幹事の山城重久さんは「墨東病院を守れとはっきり主張しているのは伊藤さんだけだ」と熱く呼びかけました。
「政治の流れを大きく変える都議選にしよう」と呼びかけた田村氏は、「国民の命をリスクにさらす国や都の姿勢には一歩も引かず、五輪中止を求めていく」と訴え。
「都政はビジネスのためにあるのではない。都民の命と暮らしを守るためにある。その声を伊藤さんへと寄せてほしい」「党派の違いを超えて広がっている支援の輪をさらに広げて勝ち抜かせてください。そして総選挙にその流れをつなげていきましょう」と力を込めると、拍手が起こりました。