2021年6月16日(水)
堂々突き付け大きな意義
菅内閣不信任案 志位委員長が会見
日本共産党の志位和夫委員長は15日、国会内で記者会見し、同日提出した内閣不信任決議案について、「野党4党として提起し、堂々と不信任を突き付けたことは大きな意義があった」と語りました。
志位氏は、立憲民主党の枝野幸男代表が衆院本会議で、「税率5%への時限的な消費税減税を目指す」と明言したことについて問われ、「日本共産党はかねてから恒常的な消費税の5%への減税を提起している。そういう点では前向きな接点が確認された」と述べました。
また、総選挙に向けた意気込みを問われ、志位氏は「野党として不信任案を提出するということは、共同で解散・総選挙を求めるという意思表示でもある。その上に立って、私たちとしては政権問題での前向きな一致点をつくっていくための努力をはかっていきたい」とのべました。
国会閉会後の対応については、「東京都議選で勝利・躍進を勝ち取ることに最大の力を集中したい」と強調。あわせて、総選挙に向けた取り組みをすすめるとして、「党の躍進のためにわき目もふらずに奮闘するとともに、野党共闘の体制をつくっていく努力をしていきたい」と表明しました。