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2021年6月7日(月)

今国会でLGBT新法を

当事者・有志が成立へアピール

東京・渋谷

写真

(写真)「今国会でLGBT新法の成立を」とアピールする人たち=6日、東京都渋谷区

 今国会でのLGBT新法の成立を求めて6日、東京・渋谷ハチ公前で当事者や有志によるイベントが行われました。集まった人たちは、「いのちを守る法律を」などと書かれたプラカードを掲げながら、DJが流す音楽にあわせてダンス。道行く人の注目を集め、すべての人の命と尊厳を尊重しようとアピールしました。

 渋谷ハチ公前に登場したレインボーカラーのブース。LGBT新法を必ず成立させようと、市民有志らが緊急にイベントを企画しました。新型コロナ感染拡大防止のため、スピーチは基本的に行わず、虹色のマスクやプラカードでメッセージを伝えながら、音楽でアピールしました。

 一般社団法人「fair」代表理事の松岡宗嗣さんは、自民党議員によるLGBT差別発言の謝罪・撤回すらなく、同法案の成立を見送ろうとする自民党は許せないと参加しました。「これ以上、性的マイノリティーの命と尊厳を軽視させるわけにはいきません。まだ今国会での法案成立は可能です。一人ひとりが声をあげていきましょう」とのべました。

 次つぎとDJが参加して、イベントを盛りあげました。その一人で、国内外で活躍している著名なDJのLIL MOFOさんは、「差別は許されないという法案の文言に反対する自民党が許せません」と語り、「あらゆる属性の人が、自分らしく生きられる社会に変えていきたい」と話しました。


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