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2021年6月1日(火)

「宝の議席」必ず 勝利を

新宿区(定数4) 大丈夫論 打ち破ろう

大山とも子予定候補(65)現

写真

(写真)訴える大山予定候補=東京都新宿区

 新宿区は、日本共産党の大山とも子予定候補と、自民党の現職と新人、公明党の現職、都民ファーストの会の現職、立憲民主党の区議の新人、日本維新の会の25歳の新人、国民民主党の元参院議員が応援する無所属の女性の新人の有力8氏が定数4を争う、しのぎを削る多数大激戦です。

五輪中止訴え

 今夏の五輪中止・新型コロナ対策に全力をと唯一訴える大山氏の勝利か、新型コロナ対策に無為無策で迷走する自民・公明・都ファに議席を独占させるのかが焦点です。

 日曜日のスーパー前、大山氏が「五輪開催で医療従事者にさらなる負担を強いるのか。中止を決断すれば準備に奔走する都職員をワクチン接種の応援に派遣することもできる。人も知恵も力もコロナ対策に集中する時です」と訴えました。

 「大山さんの公式SNSに登録してるんですよ」。声をかけてきたのは、新型コロナ患者を診ている循環器内科の医師です。

 勤務先の病院は、新型コロナ専用病床が満床になり、一般の個室をつぶして軽症者に対応。重症化した場合、転院先が見つかるのか、毎日ハラハラしていると言います。

 病床確保、検査、治療薬、ワクチン…どれをとっても国・都の対応は「医療の日常をわかっていない」と怒り、「五輪開催はとんでもない。何の冗談か。大山さんに期待しています」と語りました。

党派を超えて

 菅政権と小池都政に怒りと不安が広がる中、大山氏の7期28年の命・暮らし守る実績と政策、その人柄に党派を超えた期待が寄せられています。

 それだけに他党は、組織のしめつけや“大山氏は当選確実”などと「大丈夫論」攻撃を展開しています。

 前回、現職の1人が落選した自民党は、区議会議長の40代の新人を擁立し、区長や都町会連合会役員をビラやホームページに登場させ、組織しめつけに躍起です。

 公明党も運動員が共産党の支持者宅を訪れるなどして「大丈夫論」を振りまいています。

 共産党が行った「都政アンケート」(4月15日までに1530人が回答)では、感染を心配しつつ、収入減少に困る区民の姿が浮き彫りになりました。

 党と大山氏は、寄せられた声を基に、希望者への無料PCR検査や大久保公社病院の独法化反対、事業者・学生・ひとり親家庭への都独自の給付金実現を訴えています。

 力関係では他党が上回っていることを直視し、得票目標2・6万、得票率20%の実現で「新宿の宝の議席を必ず勝ち取り、総選挙での政権交代で安心と希望の政治へ道開こう」と奮闘しています。


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