2021年5月30日(日)

入管法改定廃案　力に

金沢・藤野氏

（写真）街頭で訴える（左から）亀田、藤野両氏と、司会の大桑初枝市議＝２９日、金沢市

　日本共産党の藤野やすふみ衆院議員・同北陸信越比例予定候補は２９日、金沢市に入り金沢駅前や市営住宅前など１１カ所で街頭演説し「総選挙で政権交代を果たし、新しい政治の扉を石川県から開こう」と呼びかけました。その姿に、自動車内から手を振るなど市民の激励が相次ぎました。

　藤野氏は、コロナ禍をよそに国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）幹部とともに五輪開催に固執する菅政権を批判。「五輪を中止し、すべての力をコロナ対策に集中を―この声を上げよう」と語りました。

　世論の高まりと野党論戦で入管法改定案を廃案に追い込み「政治を変える力は、主権者の皆さんが持っていると痛感した」と藤野氏。総選挙で原発依存や米軍基地強化など米国、財界言いなりの政治を変えるには「ブレずに共闘を支えてきた共産党を比例で大きく伸ばすことが必要」として自身の３選、初のブロック２議席へ全力を尽くすと訴えました。

　亀田りょうすけ衆院１区予定候補も駆け付け、「ケアに手厚い社会をつくる」と決意。佐藤正幸県議、金沢市議団、西村祐士県書記長らが宣伝に同行しました。

　藤野氏は同日、金沢市で石川県医労連の代表者から病床削減反対などを求める「いのち守る署名」を受け取り、懇談しました。