2021年5月28日(金)
6人の即時任命要求
日本学術会議が会見
日本学術会議は27日、幹事会後にオンラインで会見し、任命拒否された6人の候補の任命を求める4月の総会声明について、梶田隆章会長は「声明という総会で決定した重みのある文書なので、政府は真剣に検討して対応するよう、粘り強く求めていく」と話しました。
学術会議は4月22日の総会で、声明「日本学術会議会員任命問題の解決を求めます」を出し、総理大臣には6人の会員候補を任命する法的義務があり任命行為は終了していないとして、全員の即時任命を要求しています。
5月20日に開かれた、総合科学技術・イノベーション会議の有識者議員懇談会で、学術会議のあり方について議論が始まったことに関して、梶田会長は「総会で承認された『日本学術会議のより良い役割発揮に向けて』をふまえて、学術会議でもしっかり議論していく」と述べました。