2021年5月13日(木)
個人情報侵害ノー
デジタル法成立に抗議
共謀罪NO 実行委など
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デジタル関連法案の成立に抗議する行動が12日、参院議員会館前で行われました。参加者は、「デジタル監視法案反対」「監視社会を許さないぞ」のコールに合わせてこぶしをあげました。
NO!デジタル庁の原田富弘さんは、「プライバシーを侵害し、市民運動を萎縮させる匿名加工情報の提供など、多くの問題が残る中での法案成立は認められない」と批判し、法案廃止の世論を大きく広げるよう訴えました。
共謀罪NO!実行委員会の角田富夫さんは、日本の個人情報保護法制の範囲は狭く、民間企業が個人情報を利活用しやすくなっていると指摘。個人情報保護法を改定し、個人情報の利活用を進める法案を認めるわけにはいかないと話し、「廃止に向けてこれからもたたかっていこう」と呼びかけました。
憲法会議の高橋信一事務局長は、60を超える法案を十分な審議をせずに採決を強行することは許されないと強調。「個人情報やプライバシーを守るためにも菅政権に退場してもらおう」と語りました。
共産、立民の国会議員が参加。日本共産党の塩川鉄也衆院議員は、政府が個人のプライバシーや地方自治を侵害することは許されないと訴え、「抗議の声を上げ、法案廃止の運動を大きく前進させていこう」と話しました。
主催は、共謀罪NO!実行委員会、「秘密保護法」廃止へ!実行委員会、NOデジタル庁です。