2021年5月13日(木)
19日に参院憲法審
国民投票法改定案審議狙う
参院憲法審査会は12日、幹事懇談会を開き、国民投票法改定案が付託されることを前提に19日に審査会を開き、同改定案の趣旨説明を受け、憲法と同法をめぐる諸課題について、各会派の意見表明と意見交換を行うことになりました。
日本共産党の山添拓幹事は「菅義偉首相が『憲法改正に関する議論を進める最初の一歩』と発言しているもとで、改憲議論の促進のための国民投票法改定案の審議を進める必要はない」と指摘。国民投票法の参院付帯決議に盛り込まれたCM規制や最低投票率の問題も解決されないままの法案であり、審査会は開く必要はないと主張しました。