2021年5月12日(水)
国民監視 許さない
国会前 デジタル法案強行抗議
|
デジタル関連法案の参院内閣委員会での採決強行に抗議する行動が11日、参院議員会館前で行われました。参加者は、「デジタル監視反対」「許すな!『国民』監視」と書かれたプラスターを掲げてアピールしました。
NO!デジタル庁の宮崎俊郎さんは、個人情報を保護するのではなく、利活用の対象にして企業のもうけや国民管理のために使われるのがデジタル関連法案だと強調。「これは私たちの権利を守るたたかいです」と訴えました。
共通番号いらないネットの原田富弘さんは、マイナンバーのさらなる利活用や国民監視が狙われていると紹介。「この法案を認めるわけにはいかない」と話し、個人情報が守られる政治への転換を求めました。
総がかり行動実行委員会の高田健共同代表は、安倍、菅内閣の下で市民や社会に対する国家の統制が強まっていると指摘。「市民と野党の共闘を立て直し、総選挙で政治を変えよう」と呼びかけました。
共産、立民、社民の国会議員が参加。日本共産党の大門実紀史参院議員は、企業の持つ個人情報と国の持つ個人情報を合わせてさらに国民の一元管理、監視を強化する恐れがあると訴え、「最後までたたかいぬいて必ず廃案にしましょう」と語りました。
主催は、共謀罪NO!実行委員会、「秘密保護法」廃止へ!実行委員会、NO!デジタル庁です。