しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年4月28日(水)

カジノ計画は見直せ

高橋氏 コロナ禍を踏まえ

 日本共産党の高橋千鶴子議員は14日の衆院国土交通委員会で、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)計画について質問し、「コロナ禍を踏まえ、大規模な集客狙いの統合型リゾートやカジノは見直すべきだ」と主張しました。

 赤羽一嘉IR担当相は「IR事業者の業績はコロナ禍の影響を受けているが、開業時期は2020年代後半以降の想定だ。コロナ収束後の整備を見据え、各自治体で準備が進められている」と述べました。

 高橋氏は、IR施設で6千人規模の国際会議場と大規模展示場のセット、ホテルは総客室面積10万平方メートル以上の設置などを義務付けた趣旨をただしました。

 IR施設区域整備推進本部の高田陽介事務局次長は「国際競争力確保の観点から諸外国の規模等を勘案した。日本にこれまでないスケールとクオリティーを有するものを整備し、大きな経済効果や雇用創出効果を目指す」と抽象的な答弁に終始。高橋氏は「自治体が負の遺産を抱えることになりかねない」と警告しました。


pageup