2021年4月24日(土)
政府目標 引き上げて
福岡 温室ガス削減 若者ら訴え
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日本政府に温室効果ガス削減目標の大幅引き上げを求める「緊急気候マーチ0422」が全国各地67カ所で開催された22日、福岡市では10代から20代の青年・学生を中心とする市民有志が、繁華街の天神でアクションを繰り広げました。
約50人が参加し、「STOP!温暖化」と書かれた横断幕や「引き上げ目標62%を求める」など、思いをつづったボール紙を掲げ行進。コロナ感染対策のため、コールをせずに手を振ったり、音楽に合わせ大きく体を動かすなどして通行人にアピールしました。
福岡市での呼びかけ人(23)は、目標の引き上げは当然だとした上で「達成のためのロードマップをしっかり示してほしい」と述べました。
「Fridays For Future Fukuoka」で活動する青年(23)は活動を振り返り、「賛同者がどんどん増え、社会は変えられるという思いが確信になってきている」と手応えを語りました。初参加の青年(20)は「気候変動に危機感を感じる。人ごとではいけない」と話しました。
沿道からは、手を振り返したり、拍手での賛同が次々に寄せられました。