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2021年4月20日(火)

新基地「危険除けず」

日米会談受け沖縄知事談話

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する玉城デニー知事は17日、菅義偉首相とバイデン米大統領が16日午後(日本時間17日未明)に行った日米首脳会談で米軍普天間基地(同県宜野湾市)の「継続的な使用を回避するための唯一の解決策」だとして、同新基地建設の推進を確認した問題に対しコメントを発表しました。

 デニー知事は、提供手続きの完了までに約12年かかる同新基地建設は、普天間基地の「一日も早い危険性の除去にはつながらない」と指摘。日米両政府は固定観念にとらわれず「沖縄県との真摯(しんし)な対話に応じて」ほしいと呼びかけました。

 日米両政府による普天間基地の返還合意から25年が経過し、「アジア太平洋の安全保障環境は大きく変化した」とも指摘し、普天間基地の速やかな運用停止や一日も早い危険性の除去、早期閉鎖・返還の実現のため、「引き続き粘り強く(対話を)求めていく」と強調しました。


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