2021年4月19日(月)
市民のための市政に
沖縄・うるま市長選告示 テルヤ氏訴え
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任期満了に伴う沖縄県うるま市長選が18日、告示されました。25日投票です。同県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」勢力から立候補した沖縄国際大学名誉教授のテルヤ寛之氏(68)と、自民党や公明党などが推薦する前うるま市議の中村正人氏(56)の、新人同士による激しい一騎打ちとなります。
テルヤ候補は市内の選挙事務所前での出発式で、「市民の市民による市民のための、うるま市を実現する」と決意表明しました。
新型コロナ対策としてPCR検査の希望者への支援と、ワクチンを県と連携して円滑に行き渡らせることを公約。市の給付金で「困窮する事業者も市民の生活もしっかり守る」と述べました。
学校給食費の段階的無償化、返済不要の奨学金制度創設も主張。プロジェクトチームをつくり、県内でも低位の1人当たりの市民所得の向上や、失業率改善を目指すことなどを訴えました。
玉城デニー知事は応援演説で、「テルヤ候補を当選させ、『新時代沖縄』とともに『新時代うるま』を一緒につくっていこう。力を貸してください」と呼びかけました。
中村候補の出発式では、菅義偉首相や自民党の二階俊博幹事長の応援メッセージが読み上げられました。
テルヤ候補の出発式には日本共産党の、あかみね政賢衆院議員(沖縄1区選出)などオール沖縄の国会議員・衆院予定候補、県議らも結集しました。