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2021年4月16日(金)

選択的夫婦別姓 宮口氏「賛成」

自公候補「どちらともいえない」

質問に回答

写真

(写真)訴える宮口はるこ候補=11日、広島市

 選択的夫婦別姓・陳情アクション広島は15日、オンラインで記者会見し、参院広島再選挙(25日投票)の全候補に質問した選択的夫婦別姓の賛否とその理由についての回答結果を公表しました。

 野党統一候補の宮口はるこ氏=諸派新=は選択的夫婦別姓に「賛成」とし「ジェンダー平等推進の観点からも、選択的夫婦別姓制度の推進は重要です。結婚時にどちらか一方が不利益を被ることは早急に解消されるべき」だと回答。自民党公認、公明党推薦候補の西田英範氏は「婚姻制度や家族のあり方と関係する重要な問題」で「どちらともいえない」とし「国民の理解のもとに進められるべきもの。まずは国民的議論が必要である」と答えました。

 第2次別姓訴訟原告の恩地いづみさんは、最近の国会質疑で「選択的夫婦別姓と戸籍制度との両立は可能」だと政府は答弁し、世論調査でも7割近い人が選択的夫婦別姓に賛成だと強調。法制審議会答申から四半世紀が経過し「今から議論するとはどういうことなのか」と指摘しました。

 メンバーから「夫婦同姓を強制しているのは世界で日本だけで、明らかに人権の問題だ。早期に法改正を実現すべきだ。広島で、名字に関する問題でも真摯(しんし)に向き合ってくれる議員が当選するように祈っている」と訴えがありました。


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