2021年4月13日(火)
原発汚染水 海に流すな
官邸前「暴挙を止めよう」
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「FoE Japan」、「原子力規制を監視する市民の会」、原子力資料情報室、「ノーニュークスアジアフォーラムジャパン」の呼びかけで、海洋放出を行わないよう求める行動が12日、首相官邸前で行われました。
参加者は「放射能汚染水を海に流すな」「勝手に決めるな」と訴えました。
「FoE Japan」の満田夏花事務局長は、福島県民や県内の農林水産業の代表、国民多数の反対の声、陸上保管などさまざまな代替案を無視し、菅政権が海洋放出を決定しようとしていると批判。「みんなの声でこの暴挙を止めよう」と呼びかけました。
福島県会津若松市から駆けつけた女性は「事故で、安心して暮らす権利、誇りを持って生きる権利を奪っておいて、さらに放射能の海洋放出なのか」と怒りに声を震わせました。
原子力資料情報室の伴英幸共同代表は「いろんな立場の人の声を聞き、海洋放出しないでよい選択肢を」と提起。21世紀の水産を考える会の石井久夫代表理事は「放出は、震災・原発事故以降10年にわたる漁業者の努力を踏みにじるものだ。若い人たちが漁業をあきらめてしまう」と撤回を求めました。