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2021年4月11日(日)

辺野古リポート

ウミガメ 海でさまよう

写真

(写真)海上からカヌーで抗議=3日、沖縄・大浦湾

●4月3日 抗議船とカヌーで抗議

 ヘリ基地反対協の海上チームは、抗議船3隻、カヌー14艇を繰り出し、海上からの抗議行動を展開しました。

 大浦湾には輸送船や台船、警戒船が各数隻停泊し、土曜日にもかかわらず赤土を輸送船から台船に積み替え、台船はK8護岸やK9護岸からダンプカーに積み替えて辺野古側の埋め立て地に運び込んでいました。ウミガメが、産卵場所の砂浜までの通り道を辺野古沿岸で遮断され、海でさまよっていました。

●5日 工事車両の基地内への進入激減

 朝のゲート前には30人ほどが座り込み。県統一連の瀬長和男事務局長が、「先週の金曜日の工事車両の進入は77台だった。私たちが感染症対策をとりつつ、ここに座り込んでいることが基地への工事車両の進入を1日3回に抑え、台数も減少させています」と座り込みの重要性と成果を強調しました。

●6~7日 安和港から土砂の搬出続く

 本部鉱山の土砂をダンプカーで港まで運び、運搬船に積み替える作業は、安和港では行われましたが、波が高かったためか塩川港では行われませんでした。安和港では10人ほどが抗議行動。信号が変わる都度ダンプカー1台しか桟橋に向かえず、1日運搬船1隻(ダンプカー140台分)のみの積み込みでした。


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