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2021年4月11日(日)

参院長野補選(25日投票)

羽田統一候補 政治変える

松本・安曇野市 田村・枝野・福島氏が応援

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(写真)訴える田村智子政策委員長。右は羽田次郎候補=10日、長野県松本市

 立憲民主党・羽田雄一郎氏の死去に伴う参院長野選挙区補選(25日投票)をたたかう羽田次郎・野党統一候補の応援で10日、松本、安曇野(あずみの)両市に日本共産党の田村智子政策委員長、立憲民主党の枝野幸男代表、社会民主党の福島瑞穂党首が駆け付け「共闘の力で自民党政治を変えよう」と呼びかけました。

 聴衆の拍手や太鼓で歓迎された羽田候補は、留学時に受けた差別経験などを紹介し「差別のない社会、生きやすい社会をつくりたい」と決意。兄・雄一郎氏の後を継ぎたたかう選挙戦で「兄同様に皆様の力をつなげてほしい」と語りました。

 田村氏は、医療機関への赤字補填(ほてん)など、新型コロナ対策が後ろ向きな菅自公政権を批判。「国民の命とくらしを守る覚悟も政策もない」と断じました。

 田村氏は、安保法制廃止の一致点で進んできた野党共闘について「平和を求める思いが根っこにある共闘は、決して崩れない」と、その値打ちを強調。「学生の困窮など人の痛みに寄り添い、共闘の意味を胸に刻む羽田候補を国会へ送ろう」と訴えました。

 枝野氏は、PCR検査拡充など野党が求めてきた新型コロナ対策に背を向けた菅政権を「現場の声を聞いていない」と指摘。「草の根の声を聞き、命、くらしを守る政治に変える。補選をその一歩にしよう」と述べました。

 福島氏は、コロナ禍でも公立病院の統廃合、高齢者の医療費負担増を狙う菅政権に対し「新自由主義による格差拡大の政治を変えよう」と話しました。

 本気でとめる戦争!中信市民連合の又坂常人氏(松本市)、いのちと未来を考える安曇野の会の森清寿郎氏(安曇野市)が羽田候補を激励。立民の下条みつ衆院議員、杉尾秀哉参院議員も勝利へ決意表明しました。

 松本市の70代男性は「政府のでたらめなコロナ対策を変える政治を願う」と羽田候補への期待を寄せました。

 羽田候補は同日、山形村でも遊説しました。


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