2021年4月10日(土)
選択的夫婦別姓 担当相に求める
法学者1094人署名手渡す
結婚のさい同姓、別姓のいずれかを選べる選択的夫婦別氏制度の早期実現を求める法学者・法曹の共同声明を発表した棚村政行早稲田大学教授、犬伏由子慶応大学名誉教授らが9日、1094人の共同声明賛同署名を丸川珠代男女共同参画担当相に手渡しました。
賛同署名は棚村、犬伏の両氏を含む4人の法学者が呼び掛け、2月には日本共産党の小池晃書記局長ら各政党に手渡ししています。
この日、丸川氏との面談は非公開で行われました。記者会見した棚村氏は、「1996年の法制審答申をもとに議論を進めてほしいと要望した」と述べました。犬伏氏は、丸川担当相が現行制度でのひずみについてもう少し知りたいと話していたことを紹介しました。