2021年4月10日(土)
市民・野党の共闘に希望 参院2選挙
県民の良識示したい
共産党が宣伝 広島
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25日投票の参院広島選挙区再選挙で市民と野党の統一候補、宮口はるこ氏(45)=諸派新=を国会に送ろうと9日朝、広島市の日本共産党南区委員会の人たちが南区のスーパー前で横断幕やのぼりを使ってスタンディング宣伝をしました。
2019年参院選をめぐる大規模買収事件で河井案里前参院議員の有罪確定、当選無効を受けての再選挙は事実上の与野党一騎打ちとなり、全国が注目しています。参加者は「自民党の金権政治に審判を下そう」と市民に呼びかけました。
「広島民報」4月号外を受け取った出勤途中の市内の女性(48)は「(河井事件で県民に恥をさらして)残念です。藤田雄山前知事時代から広島ではひどいことをしている。(宮口候補に)頑張ってほしい」、年金生活の女性(70)も「菅義偉首相は辞めてほしい。コロナで年金暮らしの人も学生も苦しんでいるのに選挙買収とは狂っている。これまで選挙に行かなかったが、今度ばかりは行かないと」と話しました。
宣伝に参加した女性は「どうしても女性候補を通してジェンダー平等社会を実現したい。勝って広島県民の良識を示したい」と意気込みを語りました。