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2021年4月10日(土)

都議選勝利で政治変えよう

共産党27予定候補勢ぞろい

小池書記局長訴え

 東京都議選(6月25日告示・7月4日投開票)勝利で東京の政治を変え、日本の政治を変えよう―。日本共産党の27予定候補が9日、JR新宿駅西口に勢ぞろいし、小池晃書記局長(党中央委員会都議選闘争本部長)とともに必勝へ向けた決意を述べました。


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(写真)都議選勝利めざし、27予定候補者と小池書記局長が訴えた街頭演説=9日、東京・新宿駅西口

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(写真)勢ぞろいした27人の東京都議選予定候補者。手前中央は小池晃書記局長=9日、東京都新宿区

 「全員頑張れー」の声援が飛ぶ中、各予定候補がコロナ対策、暮らし福祉の充実、ジェンダー平等前進などの政策を力強く訴え。白石たみお都議団政策調査委員長は定時制高校で学生生活を送った経験に触れ「痛みが分かる、だからたたかうをスローガンに頑張る」と力を込めました。大山とも子都議団長は3月定例議会で子どもの権利と都の責任を明確化した「こども基本条例」を成立させたことを紹介し「実績豊かな共産党の27候補全員当選を」と訴えました。

 小池氏は、菅政権が週明けから「新型コロナまん延防止等重点措置」を東京都などに発令することについて、「やるべきことをやらなかった責任は重大」と指摘し、コロナ対応の無為無策に反省もなく「高齢者医療費2倍化法案」と「病床削減推進法案」を押し通そうとしていることを厳しく批判。東京都もコロナの検査に消極的で、独立行政法人化で都立病院つぶしをねらい、雇用や営業への補償も国の施策の枠を一歩もでないとして、「菅政権と小池都政は全く同じ」「この都政を支えているのが自民、公明、都民ファーストだ」と批判しました。

 小池氏は、党都議団が繰り返し、検査拡大、医療機関への減収補てんなどを求め、検査拡大へ都の態度を変化させていることを紹介し、共産党の躍進で、コロナから命と暮らしを守る都政、大型開発優先から福祉を支えるまともな都政、個人の尊厳とジェンダー平等を進める都政への三つの転換を実現しようと呼びかけました。

 さらに共産党の都議選での連続躍進で保育所予算を6倍にし、認可保育園を倍にしてきたことを示し、個性と情熱にあふれ、実力派ぞろいの党予定候補者の全員当選で都政を変え、総選挙での政権交代の流れをつくろうと力を込めました。

 夫(70)と参加した妻(75)は「娘がケアマネジャーだが激務で給料は安い。都は都立病院をなくすという。それを自民、公明、都民ファーストが進めている。共産党が勝って医療・福祉を守ってほしい」、千代田区から参加した60代の年金生活者は「共産党は女性第1党で若い人も多い。ジェンダー平等をどんどん進めて。一人も落としたくない」と話しました。


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