2021年4月5日(月)
菅政権に審判下そう
島根2市 山添氏が党躍進訴え
日本共産党の山添拓参院議員は4日、島根県出雲市と松江市で街頭演説し、各地で懸念されているコロナ感染の再拡大について「今、一番問われているのは国民の気の緩みではなく、対策を緩めてきた政府の責任だ」と指摘し、一つひとつの地方選で勝利し、菅政権に審判を下していこうと呼びかけました。
雨の中、「頑張れ」との声援も送られました。
山添氏はPCR検査の拡充が自治体任せだとし、「だったら自治体の側できちんとやれるよう、検査の拡充を一貫して求めてきた共産党を押し上げてほしい」と力説。コロナ禍でも医療や介護など国民の負担をさらに増やす菅政権について「こういう自民党政治は国政でも地方政治でも根本から改めるべきときだ」と述べ、野党共闘による政権交代に向けて共産党を躍進させてほしいと訴えました。
大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国ブロック比例代表予定候補は、中国電力島根原発(松江市)2号機の再稼働が狙われているとし「再稼働を許さず、原発ゼロの日本への審判を下そう」と呼びかけました。
出雲市では同日告示された市議選で1増の2議席獲得に向け、2期目に挑む、ごとう由美(56)、新人の吉井やすみ(33)の両氏が決意表明。松江市では11日告示の市長選をたたかう吉儀けい子(70)、市議選で現有3議席確保をめざし、2期目に挑む田中はじめ(62)、いずれも新人の舟木けんじ(60)、たちばなふみ(44)の各氏が訴えました。