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2021年4月5日(月)

暮らし・福祉の市政に

神奈川・鎌倉市議選 田村智子氏訴え

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(写真)聴衆に手を振る(左2人目から右へ)たけの、たかの、吉岡、田村の各氏ら=4日、鎌倉市内

 日本共産党神奈川県三浦半島地区委員会は4日、鎌倉市のJR大船駅で、鎌倉市議選(18日告示、25日投開票)での吉岡和江、たかの洋一、たけのひろこ=いずれも現=3予定候補の勝利をめざし、田村智子参院議員を招いて演説会を開きました。

 田村氏は、コロナ禍で政治の役割が改めて問われているとした上で、いま自治体は観光を呼び込むための「開発公社」のようになっていると批判。党鎌倉市議団は市民とともに暮らし優先の政治を進める大きな役割を果たしてきたと強調し、市議選の勝利で、コロナ禍の下、市民と業者を応援する本来の自治体のあり方へ変えようと呼びかけました。

 国政について田村氏は、再び新型コロナが感染拡大している中、「諦めずに政治が市民の声に応えなければならない」とした上で、コロナ対策に重要なのは大規模な検査、医療体制の確保、減収の補填(ほてん)だと強調。政策も予算もコロナ対策に集中させて行うべきだと訴えました。

 吉岡、たかの、たけの3氏は、市民のための公共施設を廃止し、村岡新駅の新設、市役所の移転、深沢地域整備事業など、大型開発を優先する鎌倉市政を批判。「大型事業より福祉、暮らしを優先し、市民が安心して暮らしやすい鎌倉を一緒につくろう」と呼びかけました。


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