2021年3月28日(日)
辺野古リポート
座り込み成果に確信
|
●20日 オール沖縄会議が学習会
辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議が、那覇市内で沖縄本島南部の土砂採取問題についての学習会を開き約60人が参加。沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんと、平和市民連絡会の北上田毅さんが南部に残る戦没者遺骨の現状や防衛局の土砂採取計画の問題点を報告しました。
●22日 抗議行動が内外の世論を動かす
朝9時、ゲート前に30人を超える人々が座り込みました。司会の県統一連、瀬長和男事務局長は「アメリカのシンクタンクが『辺野古新基地は完成しないだろう』と発表した。日本の多くの専門家も『軟弱地盤などで新基地の完成は不可能だ』と述べている。私たちがここで座り込んでいることの成果だ。これからも感染症対策をとって頑張ろう」と訴えました。
●23日以降 生コン車での搬入なし
23~25日、ゲート前には連日30~60人が座り込みました。ダンプカーなど100台以上の工事車両が基地内に入りましたが、いつもいる生コン車の姿はありませんでした。ヘリ基地反対協の仲本興真事務局長は「基地内で辺野古側護岸を補強するテトラポッド(消波ブロック)をつくる仕事が一段落したからだと思う」と話していました。