2021年3月26日(金)
患者負担増ノー
高齢者医療費2倍化反対スタンディング
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75歳以上の医療費窓口負担を2割にする法案に反対する宣伝が25日、東京・新宿駅東口で行われました。「2倍化NО」「患者負担増やすな」などのプラカードを掲げてアピールしました。
全日本年金者組合の増子啓三中央執行委員は、「2割化の対象は75歳以上の約20%にのぼる。受診抑制が拡大する」と訴え。保団連の住江憲勇会長は、高齢者の年収に対する医療費負担は若年層と比べて2~6倍多いとして「社会保障の改悪ではなく、社会保障制度の改善を行うべきです」と訴えました。
日本高齢期運動連絡会の菅谷正見代表委員は、2割化の収入基準は政令で広がる可能性にふれ、「国民のいのちと暮らしを守らない政権を変えよう」と呼びかけました。
東京都町田市の男性(66)は「若い人も年をとれば2割になる。高齢者だけの問題じゃない」と述べ反対署名に応じました。
日本共産党の曽根はじめ都議が訴えました。主催は中央社会保障推進協議会、全日本年金者組合、日本高齢期運動連絡会です。