2021年3月19日(金)
医療費2倍化撤回を
6団体が政府に要請
倉林参院議員が同席
75歳以上の医療費負担を2割に引き上げる法案について18日、医療団体をはじめ幅広い団体が三原じゅん子厚労副大臣に撤回を求める要請を行いました。
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要請には6団体が参加。全日本民医連の増田剛会長は、いまでも高齢者は、医療費負担が苦しくて受診を控えていると指摘。「75歳以上の医療費負担を倍すれば、受診控えがさらに深刻化する」と強調しました。
日本高齢期運動連絡会の武市和彦事務局長は、アンケート調査で、窓口負担が引き上げられれば3割が「受診を控える」と回答したと紹介。「これは命に直結する問題です。廃案にすべきです」と述べました。
日本共産党の倉林明子参院議員が同席。現場から出されている懸念や反対の声をしっかりと聞くべきだと話し、「拙速な審議などあってはなりません。撤回を求めます」と述べました。
要請には、全国保険医団体連合会の住江憲勇会長、新日本婦人の会の池田亮子常任委員、全日本年金者組合の加藤益雄副委員長、中央社会保障推進協議会の山口一秀事務局長らが参加しました。