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2021年3月17日(水)

沖縄戦遺骨眠る糸満の土使うな

「島ぐるみ」宣伝200回

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(写真)遺骨を含む土砂の使用を許さず、新基地建設反対を訴える市民と玉城県議(右)=16日、沖縄県糸満市

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設阻止を目指し、辺野古での抗議行動や、街頭宣伝などに取り組む同県糸満市の市民団体「島ぐるみ会議いとまん」は16日、200回目となる毎週火曜日早朝の同市内での街頭宣伝を実施しました。

 同新基地建設の埋めて立てに、沖縄戦最後の激戦地の糸満市などの犠牲者の未収集の遺骨が含まれているかもしれない、大量の土砂を採取・使用する国の計画が、大問題として県内外・国外から注目が集まっています。

 宣伝参加者は「遺骨の眠る糸満の土で辺野古埋めるな」「鎮魂の地 糸満の土砂採取反対」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げました。楽器演奏や短歌の朗読でもアピールしました。

 同団体の毎週火曜日の宣伝は初め、9人から始まりましたが、現在は毎回20~30人が参加。金城盛憲事務局長は「遺骨の入った土砂の使用を絶対に許さない運動を糸満から、沖縄から、全国に広げていく必要がある」と強調しました。

 共同代表の日本共産党の玉城ノブ子県議(糸満市区選出)も「あきらめることなく屈することなく、ともにたたかい抜き、何としても新基地建設をストップさせましょう」と訴えました。


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