2021年3月14日(日)
千葉県知事選
大型開発よりコロナ対策
かなみつ候補勝利を 田村副委員長訴え
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大雨の中、千葉県知事選(21日投開票)での、かなみつ理恵候補勝利をめざす街頭宣伝が13日、松戸駅前と新鎌ケ谷駅前で行われ、日本共産党の田村智子副委員長が駆け付けました。
かなみつ氏は、コロナ禍で生理のある若者の5人に1人が生理用品を買えないというニュースを紹介。新たな公約として学校や公共施設での生理用品の無料提供を掲げ「全ての人にやさしい政治につながる」と訴えました。
田村氏はコロナ対応でやるべきことは検査拡充、医療機関の減収補填(ほてん)、自粛要請への補償とはっきりしているのに、政府はどれも中途半端なことしかしていないと批判。コロナ対策を最重要政策に掲げる、かなみつ知事を実現し、県としても予算を出し、国にも予算を要求し、感染を抑え込もうと強調しました。
また、有力候補とされる前自民県議、自民・公明の一部国会議員と維新が応援する前千葉市長は「コロナに全力」というが北千葉道路など大型開発を進めようとしていると指摘し、「お金は無尽蔵にあるわけではない。コロナ対応に集中すべきだ」と批判しました。
田村氏は、民営化一辺倒の政治が保健所、病院を切り捨てコロナに対応できない事態を招いたとして、国民を支える公の力が必要だと強調。ジェンダー、憲法などの市民運動に取り組み、苦しむ人に寄り添う、かなみつ氏勝利であたたかい千葉を実現しようと呼びかけました。