2021年3月9日(火)
「一緒に社会変えよう」
ウィメンズマーチ東京集会
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「国際女性デー」の8日、ジェンダーに基づく差別や暴力に反対する声を上げる「ウィメンズマーチ東京2021」実行委員会は、オンライン集会を開きました。ジェンダー平等をめざす50の市民団体が同マーチに賛同しています。
同実行委員会の濱田すみれさんは集会で、「私たちの権利は、これまでの活動やたたかいで手に入れたもの。活動に参加する人が増えたらうれしい」と述べました。
東京都足立区の自民党区議による性的少数者への差別発言に抗議し、発言の撤回・謝罪を求めた「足立・性的少数者と友・家族の会」のメンバーは、「不十分さはあるが、同性パートナーシップの導入決定など大きな成果もあった。性的少数者の権利は、ジェンダー平等の実現と一体。多くの人と手を携え現状を変えていきたい」と話しました。
全国フェミニスト議員連盟の大塚恵美子さんは、日本の女性議員の比率は9・9%で世界166位。ゼロの地方議会が2割に上るとして「ジェンダー視点で政治を変えたい」と述べました。
就活マナーと称して押し付けられる「男らしさ」「女らしさ」をなくしたいと署名活動をしている「#就活セクシズム署名チーム by SSS」は「一緒に声をあげていこう」と呼びかけました。
大阪、熊本、名古屋でマーチを開催する各団体が連帯のあいさつをしました。同日、同実行委員会は東京都内をデモ行進しました。