2021年3月7日(日)
2021国際女性デー
声上げ変えよう 各地で集会
福岡 ジェンダー平等訴え
“コロナ禍をのりこえ、憲法を活(い)かしジェンダー平等の社会を実現しよう”と、国際女性デー福岡集会2021が6日、福岡市内で開かれました。
集会では、女性協同法律事務所の山崎あづさ弁護士が講演。新婦人県本部がコロナ禍での女性の実態に関するアンケートの取り組みを報告しました。
会場からは、生理休暇の取得の取り組みなどが報告され、意見を交流。40代まで建設業に従事した女性(69)は、賃金格差や「女のくせに」などと言われた経験を振り返り「その時の憤りを思い出した。声を上げていきたい」と話しました。
倉光道子実行委員長は、「草の根からの運動を発展させジェンダー平等の社会を実現させよう」と訴え。コロナ禍での女性に対する負担と矛盾の集中、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の女性蔑視発言などを契機に、日本社会のジェンダー平等意識の遅れや構造的なひずみをただしていこうとの集会アピールを採択しました。