2021年2月11日(木)
定例国会行動 憲法生かす政治今こそ
国民生活守る施策を
新婦人「秋の行動」署名 約60万人分を提出
コロナ禍から国民のいのちと暮らしを守る施策などを求めて定例国会行動が10日、衆院第2議員会館前で行われました。新日本婦人の会(新婦人)が全国各地で集めた約60万人分の署名を国会議員に提出。「声をあげて、憲法を生かした政治へ変えていこう」とアピールしました。
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主催者あいさつした、中央社会保障推進協議会(中央社保協)の住江憲勇代表委員は、無為無策のコロナ対策や菅首相長男の「接待疑惑」などをあげ、「どの問題を見ても、菅政権はすでに末期的です。国民生活を守るため、私たちの要求実現をめざして頑張ろう」と呼びかけました。
新婦人が提出した署名は、昨年の「秋の行動」で取り組んだもの。来年度予算でコロナ対策を最優先にすることや社会保障の拡充、教育予算の増額などを求めています。
新婦人の米山淳子会長は、「コロナ禍で何とかして声をあげたい」と、全国各地から次つぎと署名が寄せられ、59万8304人になったと紹介。森喜朗東京五輪組織委員会会長の女性蔑視発言にふれ、「私たちは“わきまえる女性”ではありません。森氏はもちろん、発言を擁護する自民党政治にも責任をとってもらいましょう」と語りました。
マイナンバー制度反対連絡会の衛藤浩司・全労連常任幹事は、国会に提出されたデジタル化法案とのたたかいを呼びかけました。
日本共産党の清水忠史衆院議員が国会情勢を報告しました。
行動には100人を超える人が参加。主催は国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社保協。