2021年2月5日(金)
飲食・宿泊業支援 にかほ市が給付金
秋田
秋田県にかほ市は3日、新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に立たされている市内の飲食業や旅館、ホテル業の経営維持のため、市独自の支援金を給付すると発表しました。
支援金は、食品衛生法にもとづく飲食店、または喫茶営業の許可を受けた事業者が対象です。2019年の上水道料金の2倍相当額で最低20万円から支給し、300万円を限度とします。3日の臨時市議会で補正予算案が可決され、3月には支給を開始します。
対象となる業者の経営者は「お客さんが減ってきている中、交付されれば大変助かります」と歓迎していました。
市は昨年5月にも市内の飲食店や宿泊施設に一律30万円を支給しています。市出身の大学生や専門学校生など190人に生活緊急支援給付金として毎月2万円を昨年7月から今年2月まで支給しています。
日本共産党の佐々木春男市議は「私もコロナで苦しむ市民への対策を要求してきましたが、当市はよく頑張っていると思います」と話しました。