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2021年2月5日(金)

時短でタクシー苦境

大阪 辰巳氏ら地元会社と懇談

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(写真)タクシー会社の実態を聞く(左から)西田、辰巳の両氏=4日、大阪府八尾市

 緊急事態宣言が大阪府でも延長される中、日本共産党の辰巳孝太郎前参院議員、西田さえ子衆院近畿比例予定候補、八尾市の杉本春夫、田中裕子、谷沢千賀子の各市議は4日、八尾市の地元タクシー会社と懇談しました。先の見えない事態への不安が語られました。

 八尾市の龍華タクシーは、高齢者の病院通院や障害者が利用するなど地元市民の足となっています。コロナで減った売り上げが年末には回復しつつありましたが、先月14日に出された緊急事態宣言による飲食店の営業時間短縮もあり、終電後に遠方に帰る客が激減。週末の売り上げは1運転手当たり3万円ほど減り、1月は全体で前年から3~4割落ちていると話します。

 八尾市独自の支援金で車内消毒の機械を購入するなど、感染防止策は徹底。国の雇用調整助成金は利用していますが、5割減にならないよう努力しており、持続化給付金は利用できません。

 応対した管理職の社員は「コロナが収束しきる前に警戒を緩め、また感染者が増えて宣言延長となると厳しい」と、徹底したコロナ対策を求めました。辰巳氏は「一日も早く感染を抑え、安心して営業できることが重要。業者支援も含め国に対策を求めていきたい」と話しました。


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