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2021年2月5日(金)

発言撤回し辞任すべきだ

森会長暴言 志位委員長が表明

 日本共産党の志位和夫委員長は4日、国会内で記者会見し、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が3日の日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言した問題について、「釈明の余地のない、恥ずかしい、愚かな女性蔑視発言だ」と厳しく批判し、「発言を撤回した上で辞任すべきだ」と主張しました。

 志位氏は「この発言はすでに海外メディアでも報じられ、世界で大きな問題となっている」と指摘。森氏が2日に自民党本部で開かれた会合で、五輪について「新型コロナウイルスがどういう形だろうと必ずやる」と発言したことにも触れ、「アスリートの命、国民の命よりも『開催先にありき』というとんでもない発言だ」と批判。「会長の資格がない。この発言も含めて撤回した上で辞任すべきだ」と強調しました。

 また、森氏の発言がJOC評議員会という公の場でされたことも重大だとして、「会長がこういう発言をした時に誰も止める人はいなかったのか。批判は出なかったのか。JOCも問われてくる」と述べました。


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