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2021年2月4日(木)

陸自常駐配備に抗議

沖縄・辺野古 市民が工事中止要求

 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に反対するヘリ基地反対協議会は3日、陸上自衛隊と米海兵隊が辺野古の米軍キャンプ・シュワブへの陸自水陸機動団の常駐配備を極秘合意していた問題で、沖縄防衛局(同県嘉手納町)に抗議し、合意の撤回と同新基地建設工事の即時中止を要請しました。

 同協議会の仲本興真事務局長らは、水陸機動団の配備は、県民への新たな何倍もの基地負担の押し付けになることを強調。常駐配備の合意はないとするならば、日米両政府間の確認文書などの公表を迫りました。

 1月20日にキャンプ・シュワブ内での米兵43人の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生が明らかになったことなどから、県内の米軍基地閉鎖も求めました。

 応対した同防衛局の担当者は「米兵の感染者は外出などの移動制限、PCR検査の実施など感染防止対策をしている」「防衛相が『合意はない』と言明している」などと繰り返しました。


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