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2021年1月30日(土)

静岡・リニアキャラバン

力合わせ命の水守る

焼津市 しまづ氏が懇談・宣伝

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(写真)福與副市長(右側手前)と懇談する、(左側手前から)しまづ、鈴木節子、鈴木ちか、深田、杉田の各氏=29日、静岡県焼津市役所

 日本共産党の、しまづ幸広前衆院議員(東海比例・静岡1区重複予定候補)は29日、リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少で深刻な影響を受ける8市2町をめぐるキャラバン行動で焼津市入りしました。市役所で福與直己副市長と懇談し、市内2カ所で街頭宣伝し、リニア工事は中止すべきだと訴えました。

 鈴木ちか・衆院静岡2区予定候補、鈴木節子県議、深田百合子、杉田源太郎の両焼津市議も同行しました。

 懇談で福與副市長は、焼津市民にとって大井川の水は身近なもので、生活や事業で大井川の水の恵みをいつも感じていると説明。南アルプスを貫くトンネル工事によって大井川の水が毎秒2トン減少するとJR東海は試算しているが、市民、事業者の水に支障があっては困ると述べました。

 その上で福與副市長は、国土交通省の有識者会議には科学的・工学的議論をお願いしているが、議論の結果は市や市民にわかりやすく説明してほしいと語りました。

 しまづ氏は、静岡県民62万人の生活やなりわいを支える「命の水」を守る一致点で力を合わせようと訴え、党としては環境を破壊するリニア事業を中止させるため全力を挙げると力説しました。


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