2021年1月22日(金)
外国人労働者の権利保障に尽力
志位氏
日本共産党の志位和夫委員長は２１日、国会内での記者会見で、政府が外国人労働者の受け入れを推進するなか、技能実習生として来日したベトナム人が低賃金や暴力・ハラスメント被害など劣悪な条件で働かされている実態について問われ、「非常に深刻な問題だ」として、外国人労働者の権利保障に尽力すると表明しました。
志位氏は「夢を膨らませて日本に来られた方が奴隷的労働を余儀なくされている。外国人の実習生、労働者の権利を擁護する取り組みが必要だ」と強調。その上で、２０１８年のベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長との会談で、日本の政党の責任として、ベトナムを含む外国人労働者の実態を改善し、権利が保障されるよう力を尽くし、情報共有などで協力していくことで合意していると述べ、「この合意に即してただしていきたい」と語りました。
