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2021年1月16日(土)

学生支援 政治の責任

宮本前衆院議員・こむら氏 関学大副学長と懇談

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(写真)懇談する(左から)冨田、宮本、こむらの各氏=15日、兵庫県西宮市

 日本共産党の宮本たけし前衆院議員と、こむら潤衆院近畿比例・兵庫8区予定候補は15日、兵庫県西宮市の関西学院大学を訪れ、副学長の冨田宏治教授とコロナへの対応や学生の貧困、高過ぎる学費について懇談しました。

 冨田教授は、コロナ感染拡大で学費納入が困難になった学生に支給する奨学金「特別支給2020奨学金」と無利子の貸与奨学金、パソコンの無償貸し出しなど大学の対応策と学生の実情を説明しました。学費の支払いが困難な学生が増え、建学の精神である相互扶助・共助による支援の限界とともに、「教育の受益者は社会」と強調し、公助による救済・支援と政治の責任を指摘しました。

 宮本氏は、20人程度の少人数学級や大学の授業料半減など「ポストコロナに子どもと学生に希望を届ける宮本たけしプラン」や、学費無償化を求めた国会論戦、フードバンクの取り組みを紹介。緊急事態宣言前の3次補正予算を見直し、学生支援緊急給付金の再給付など緊急対策と野党共闘による政権交代の決意を語りました。

 こむら氏は、コロナ禍が続く中、支援の継続と自己責任を押し付ける政治を転換する決意を表明しました。


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