2021年1月12日(火)
性暴力許さないフラワーデモ
自粛しても萎縮せず
埼玉
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性暴力に反対する「フラワーデモ埼玉」が11日、さいたま市のJR浦和駅東口で行われました。新型コロナウイルスで埼玉県にも緊急事態宣言が出される中、呼びかけ人と一部のスタッフのみでスタンディングし、寒空の下、花やプラカードを掲げて通行人にアピールしました。
「参加したいと言ってくれた人たちにも、『今回はおうちでお花を持ってください』とお願いしました」と話す、呼びかけ人の野田静枝さん(72)。「コロナのひどい状況があるのに、ついこの間まで『Go To キャンペーン』なんてやっていた、国民の命を危険にさらす政府に怒りを感じます。自粛はしますが、萎縮はしません。これからも頑張ります」と決意を語りました。
参加した女性(77)は「コロナ禍で、特に非正規の女性など、弱いところにしわ寄せがいっていると思います。この寒い冬に生活に困っている人がたくさんいて、医療従事者はボーナスが減らされて。“何もできないから、せめて”と参加しました。政治の責任で何とかしてほしい」と語りました。