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2020年12月27日(日)

“希望の光”災害住宅

紙・畠山氏が地震被災地訪問

北海道厚真町

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(写真)夫妻(右側)と懇談する(左2人目から)畠山、紙氏ら=26日、北海道厚真町

 44人が犠牲になった北海道地震から2年余。震度7弱だった厚真町に“希望の光”が差し込んできました。日本共産党の紙智子参院議員と畠山和也前衆院議員は26日、災害公営住宅「新町のぞみ団地」を訪れ、入居者と親しく懇談しました。松橋ちはる衆院道9区予定候補と伊藤富志夫町議が同行しました。

 「入居2カ月です」と笑顔で語る男性。25年間暮らした自宅が全壊。80平方メートルの住宅はふんだんに木材を使用しています。狭かった応急仮設住宅の2年間を振り返り、「住宅は生きる基盤。足を伸ばせるっていいね」と言います。

 避難所に最後まで残り、住民同士のつながりを大切にしてきました。妻は「団地はいろんな仮設住宅から移ってきた人たちです。コロナで一堂に会するのは難しいけど、交流の場があれば」と語りました。

 伊藤町議が6月議会で「災害公営住宅に移る被災者の負担軽減」を求め、30万円の補助金が実現しました。

 「避難所で伊藤さんが話を聞いてくれた」と口をそろえる夫妻。毎月、厚真町に足を運んだ畠山氏は「被災した人たちの窮状や願いを詳細にメモして実現まで頑張ってきた伊藤さんだからこそですね」と応じました。

 紙氏は「東日本大震災や熊本地震で被災者が声を上げ、支援制度が少しずつ前進してきました。これからも力を合わせていきましょう」と応じました。


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