2020年12月27日(日)

「桜」幕引き許さない

こくた氏が強調　京都・左京区

　日本共産党の、こくた恵二国対委員長・衆院議員（衆院近畿比例・京都１区予定候補）は２６日、ちさか拓晃衆院京都２区予定候補や党府議、京都市議らとともに、京都市左京区高野のショッピングセンター前で街頭演説に立ちました。

　こくた氏は、「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題で、秘書に責任を押し付ける安倍晋三前首相を厳しく批判し、「このまま幕引きさせるわけにはいかない。証人喚問で真実を明らかにさせる必要がある」と強調しました。

　コロナでひっ迫する医療体制について「この事態をつくり出したのはこれまでの自民党政治だ」と指摘。「医療、介護、福祉を削る新自由主義と正面から対峙（たいじ）してきた共産党が伸びてこそ政治は変わる」と力を込め、来たる総選挙での日本共産党の躍進を訴えました。

　ちさか氏は、コロナ禍で困難に直面する学生や女性の実態を示し、「野党共闘を広げ、総選挙で勝利して、市民の命、暮らし、営業、学びに責任を持つ政治へ転換しよう」とよびかけました。

　加藤あい京都市議は、国と一体の大型事業に固執し、市民サービス切り捨てをすすめる市政を批判し、「『困った人にやさしい政治』を実現する共産党を大きく」と訴えました。

　光永敦彦府議、樋口英明、冨樫豊の両市議が参加しました。