2020年12月11日(金)
命最優先の政治に
東京・新宿 総がかり実行委ら宣伝
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改憲発議に反対し、命と暮らしを最優先にした政治をつくろうとアピールする街頭宣伝が10日、東京・新宿駅前で行われました。「軍事費よりもコロナ対策を!」などが書かれたプラカードが掲げられ、改憲発議に反対する全国緊急署名への協力を呼びかけました。
司会を務めた菱山南帆子さんは、コロナ感染が大きく拡大するもとで、菅義偉政権は「Go To」キャンペーン事業を推進している場合ではないと指摘。「命を最優先にしない人たちに、政治を任せるわけにはいきません」と語りました。
参加者が次つぎとスピーチ。総がかり行動実行委員会共同代表の高田健さんは、医療機関への支援もなく、軍事費が過去最大となろうとしているとのべ、「戦争へ続く道は絶対に許さない。その声を署名に託してください」と述べました。
憲法共同センターの川村好伸・全労連副議長は、日本学術会議への人事介入をはじめ、憲法も法律も無視する菅政権は退陣に追い込むしかないと訴え、「来年の総選挙では、市民と野党の共闘を広げて新しい政権をつくろう」と呼びかけました。
主催は、総がかり行動実行委と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」です。