2020年12月5日(土)
「日英EPA」を承認
共産党は反対 際限ない市場開放
日英包括的経済連携協定(日英EPA)承認案が4日の参院本会議で採決され、自民、公明両党などの賛成多数で承認されました。日本共産党は反対しました。
日英EPAは、英国の欧州連合(EU)離脱で日本EU経済連携協定(日欧EPA)が英国に適用されなくなるため、それに代わるものとされています。
日英EPAは、日欧EPAを超える農産品の見直し規定が盛り込まれるなど、際限ない市場開放を一層推進するもの。デジタル貿易分野でも、個人情報保護より多国籍IT(情報技術)企業の利益を優先するものです。