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2020年12月4日(金)

ジェンダー 声届けて現状変える

若者が議員と意見交換

倉林・山添氏参加

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(写真)あいさつする倉林明子参院議員(右から2人目)=3日、衆院第2議員会館

 「性別に関係なく自分らしくいられる国をつくるのは私たち若者」―。若者の思いや声を集めて国に届けるプロジェクト「#男女共同参画ってなんですか」は3日、若者が考えるジェンダー政策について、与野党の国会議員と国会内で意見交換を行いました。

 同プロジェクトは、国が策定中の第5次男女共同参画基本計画に若者の声を反映させて現状を変えようと、パブリックコメントの提出を目標に3人の若者が始めたもの。集まった1千件以上の意見とユース(30歳未満)提言を9月、橋本聖子男女共同参画担当相に提出しました。

 プロジェクト代表の櫻井彩乃さんがSNSを使って集まった若者の声を紹介。寄せられた意見で多かった選択的夫婦別姓の早期導入を求める署名が5日間で3万900人分集まり、2日に国に提出した経緯を語りました。

 オンラインを含めて参加した若者が各分野の提言の説明と、「男性の育児」「首都圏と地方との格差」「性暴力」「同性婚」「性教育」など政策として取り組んでほしい課題についてのリレートークを行いました。

 日本共産党の倉林明子(党ジェンダー平等委員会責任者)、山添拓(同副責任者)両参院議員が参加。倉林氏は「若者が声をあげたことが政府を動かし始めていると実感している。今後もみなさんの『実現したい』という声を政治の場に反映できるよう力を合わせたい」と話しました。


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